胃カメラ(胃内視鏡検査)の正式名称は「上部消化管内視鏡検査」といいます。
カメラ(内視鏡)を口から食道→胃→十二指腸の中に入れて、
先端についている超小型のカメラで中の様子をモニターに映し出して検査を行います。
検査では食道、胃、十二指腸を観察し、がん、ポリープ、潰瘍、胃炎、ピロリ菌の有無などを
診断します。
がんの早期発見が重視される中、
NBI (Narrow Band Imaging = 狭帯域光観察) が注目を集めています。
NBIは、特殊な青と緑の光を用いて、粘膜内の細かい表面模様や毛細血管をくっきりと映しだして観察をサポートする、内視鏡の新しい技術です。
NBIによって、通常観察では見えにくかった、がんなどの極少病変の早期発見につながることが期待されています。
内視鏡メーカーが内視鏡のことを考えてつくった洗浄消毒装置。
「安心」の洗浄消毒性能と「安全」への配慮にこだわりました。
優れた消毒力の「過酢酸」がスピーディーな高水準消毒をサポートします。
また、地球環境と人体への影響。すべての面も配慮しております。
胃カメラは予約をお願いします(電話での予約も受け付けています)。ただし、緊急の場合は、絶食でご来院いただければ検査は可能です。
常に内服している薬がある方はお申し出ください。服用の中止についてはかかりつけの医師にご相談のうえ、事前に指示を受けてください。
検査前日の夕食は21時までに済ませてください。
水分は制限ありません。
朝食はとらないでください。
水分はお水なら飲んでいただいてかまいません。
検査衣に着替えて、胃の中の泡を消すお薬や、のどの麻酔のお薬を飲んでいただきます。その後、のどの麻酔のお薬でしっかりとうがいをしていただきます。
次に胃の動きをおさえる筋肉注射をします。心疾患・緑内障・前立腺肥大のある方は、お申し出ください。
希望により、鎮静剤の注射をします。検査の際に鎮静剤を使用される場合は、当日のお車の運転はお控えください。
口にマウスピースをつけた後、内視鏡を口から挿入して、食道・胃・十二指腸を観察します。必要な場合には、組織を採取します。検査時間は5分前後です。
鎮静剤を使用された方はしばらく休んでいただき、検査結果の説明を聞いていただきます。
1割負担 | 3割負担 | |
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胃内視鏡 (観察のみ) | 約2,000円 | 約6,000円 |
胃内視鏡 (病理組織検査含む) | 約3,000円~ 4,000円 | 約9,000円~ 12,000円 |